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2001年 07月 27日

JM* (7/8)
ふぅ…。

7月8日の日記を、半月後に書く僕って何。

ではスタートです。長い1日でしたが、日記も長いです。(予定)



まずはお昼からのJMU主催、マンドリン室内楽 in TOKYO。
今回で3回目ですが、聞きにいくのははじめてです。日程が合わなくてこれまでは聞きにいけませんでした。
某B団の定演2部でのおなじみになってきた(?)バロール四重奏団は3回連続の出場。しかしだんだんと出演団体も減ってきたらしく、今回はバロールを含めたった3団体の参加のみとなっていました。

会場は北区の滝野川会館。開演10分前ぐらいに着く。
JMU個人会員になったので、無料で入場。

…。
お客さん、すくなっ。

しかしおべくんがいました。
なぜって、藤掛先生の献呈曲が演奏されるから。
室内楽 in TOKYOでは、毎回優秀賞をとった団体に藤掛先生が献呈曲を作っており、前回優秀賞を取ったプロベラ立川さんが今回は献呈曲の発表です。

開演。

最初は、JMUの幹事の方々の演奏による「きらきら星・トレピックヴァリエーション」。作曲(?)は藤掛先生です。「トレピック」とありますが、別にトレピックプレリュードとは関係ありません。トレモロとピッキング、ということでトレピックです。

そしてまずはじめの団体、フローエ ムジーク。「楽しい音楽」という意味らしいですが、マンドリン×ヴァイオリン×ヴィオラ×ピアノ、という一風変わった編成でした。弦の方々はみんな同じ音大のヴァイオリン専攻科出身の方らしいです。自分たちで編曲したらしい曲をやっていましたが、やはり音量面においてマンドリンは劣るか。(まぁ、それ以前にトレモロもっとよくなるとよかったですけど)
曲目:Polyushka Polye/L.K.クニッペル/フローエムジーク・カチューシャ/M.I.ブランテル/山田耕筰・Shining Moon/ロシア民謡

2団体目は日比野マンドリンカルテット。
日比野先生の門下生の方々により四重奏です。同じ門下と言うこともあってでしょうか、カルテットの息はよくあってたと思います。僕が言うのもへんですが、なんだか「好感が持てる演奏」。かっちり弾きました、という感じでした。
曲目:四重奏曲ニ長調/C.ムニエル

そして最後はおなじみ(?)イグチ社長のバロールマンドリン四重奏団です。おおっ、衣装も黒づくめ。でもなんだか社長は借金のとりたてやに見えるぞ(爆)。演奏のほうは、いや、すばらしい。ちょーっとチェロの音がこもってた気はしましたが、(弦かえてなかったそうです)かっこよかったです。曲はちょっと聞いただけじゃ解釈に苦しむ曲ですが…。
曲目:プレクトラム四重奏曲第一番/小櫻秀爾

そして、招待演奏として前回優秀賞・プロベル立川さんによる藤掛先生の献呈曲初演。
組曲「紙すきの歌」
 トコトコトントン/子守り歌/紙すき歌
なんだか、日本の昔からある風景が浮かぶような曲でしたね。他、荒野の七人・鉄道讃歌を演奏。ノリもよくて面白かったです。

そして、審査員でもあった長谷川武久先生にによる解説つきのゲスト演奏(バイオリン×ピアノ)があり、最後に今日の出演者全員による「きらきら星・トレピックヴァリエーション」を演奏。この曲はト音3部とヘ音1部に分けられているらしく、何の楽器でも4部にわければ演奏できるらしいです。いろんな楽器でやっても楽しいかも。

そして優秀団体の発表です!



ドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロ(ドラムロール)…
いや、なかったけど。


バロールマンドリン四重奏団!

おめでとうございました。
しかしバロール×藤掛…。

どんな感じになるのか??

楽しみです。


そして僕は夕方からの青少年音楽祭を聞きにいくため、渋谷に。

先ほどはJMU(日本マンドリン連盟)主催でしたが、今度はJMJ(ジュネス・ミュジカル・ジャポン)主催です。

遅くなったくせに何ですが、さらっと書きます。

タイトルどおり、74回続いてきた青少年音楽祭も今回で最後となりました。理由としてはいろいろあるみたいで一応その理由も聞いたんですけど、うろ覚えでしかなくあんまり責任もてないので割愛させていただきます。

大学2年のときにその存在をはじめて知ったジュネス。「出場するのにオーディションがいる」などの話から結構むづかしいんだろうなぁとか思って受けたことはありませんでした。しかし、30歳の年齢制限までには一度は出てみたいなぁ、と思っていたのです。

聞きには2回ほど行きました。あれだけの大人数のオケに圧倒されたものです。

そこで聞こえてきた話。
「ジュネス、今年で最後らしいよ」

オーディション受けてみようかな~とかとも考えたのですが、スケジュール的に余裕がなさそうだったので見送り。しかし知り合いなど結構多数出場しており、あとでパンフレットで人数数えたら17人知り合いがいました。(まぁ多数はSSAの知り合いでしたが)

それで行ってきました。久しぶりの渋谷。

休日だけあってめちゃ混み。気持ち悪い。

NHKホールに着いたときにはすでに開場20分後ぐらい。1階席はほぼ埋まっていて、2階席へ。(まぁもともと2階座るつもりでしたが)なんと中央部分がガラ空き。「何でみんな座らんのやろ」と思ってたら関係者席でした。そらそうじゃの。

1人だったんで何とか席を確保して開演を待つ。
客席にも知った顔がちらほら。

そして開演。

メンバーがぞろぞろと入場してきます。やはり知った顔がちらほら。ベースが最後列に横一列に並んでおり、なんだか妙でした。
指揮は中田昌樹氏。

まず第1曲目はP.Mascagni作曲、U.Bottacchiari編曲の歌劇「仮面」から序曲です。
これは今までにもやったことがあるし、丁度今回のビアンカでもやる曲なので、どうなるのか楽しみでした。
曲は…。ううん、確かに大人数による迫力はありましたが、逆にその人数のせいか??パート内でも崩れかけてたかも。でも、来てほしいところでおとが来てたのでよかったですかね。

そして2曲目、P.I.Tchaikovsky作曲、小穴雄一編曲の弦楽六重奏曲ニ短調「フィレンツェの思い出」です。今回のジュネスのために編曲されたそうで、練習中に何度も改訂版がでて大変だったみたいです。
曲は4楽章からなっているのですが、1楽章が終わったところで大きな拍手が。まぁ結構大きな1楽章で、終曲と間違えてしまったのかもしれませんが、それだけよかったということもあるでしょう。

えー、実はこん時かなり眠くて、あまり意識が集中できなかったんであんまりどの楽章がどうだったとか覚えてないんですが、どの楽章も結構よかったと思います。かっこよかった。原曲も聞いてみたいです。

最初第九(オケ部門合唱部門合同)まで聞いて帰ろうかと思いましたが、多分あのままでは寝てしまうだろうと思ったんで帰りました。TV放映を待ちましょう。えっと、8/26だったかな??

さてさて最後のジュネス。マンドリン部門の最後で指揮者が奏者を立たせて会場からの大きな拍手を受けていましたが、僕もこんな会場いっぱいのお客さんの拍手をステージで受けてみたかったな、と思いました。どんな気持ちだろう…。

青少年音楽祭、終わるのは残念ですがこれに代わるような何か企画ができるといいな。

ちっさい規模でも、自分でなんかやってみたいかもね。何年後になるかわからないけど。
40年間、お疲れ様でした。


--お詫び--


なんだかハンパにちょこちょこ書いて、しかもできあがりがこんなハンパな文で、楽しみにまっててくれたみなさますみません。
なんだかちょっと文章書くの苦手になってきた。特にレヴュー系。恐いのよぅ。

ま、今後なんとかがんばりマウス。

今後ともよろしくおねがしいます。

あと、やっぱり長くてすみません。
ここまで読んでくれた皆様に感謝。


ちなみにタイトルの「*」はワイルドカードね。
Last: by hbk_bak | 2001-07-27 02:23 | ├ 演奏会報告
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